Step01
配合


花火の色と性格を決める工程
星や割薬の原料となる酸化剤、炎色剤、可燃剤などを配合し、ふるいにかけて均一に混ぜ合わせます。
配合する薬品や金属粉の種類・割合によって、光の色や強さ、燃え方が大きく変わります。
星や割薬の原料となる酸化剤、発色剤、可燃剤などを配合し、 ふるいにかけて均一に混ぜ合わせます。
配合する薬品や金属粉の種類・割合によって、光の色や強さ、 燃え方が大きく変わります。
Step02
星掛け


色のもととなる“星”を育てる
星は、花火の中で発色する火薬のこと。
直径約2mmの粒状の芯に、薬を何度も掛けて育てていきます。
1日に数回、掛けては乾かす作業を繰り返し、少しずつ大きくしていきます。
職人からのコメント
「星は“育てる”感覚です。
急ぐと良いものにはなりません。」
Step03
星掛け(乾燥)

時間をかけて、じっくりと
掛け終えた星は、しっかりと乾燥させます。
乾燥が不十分だと、発色や明るさに影響が出てしまうため、
天候や湿度を見ながら慎重に管理します。
職人からのコメント
「天気を見るのも仕事のうち。
自然相手なので、毎回同じにはいきません。」
Step04
割薬

星を大きく開かせるために
もみ殻やコルクなどを芯にして割薬を作ります。
割薬は、星を四方八方へ飛ばすための重要な火薬。
1日で仕上げた後、数日かけて乾燥させます。
職人からのコメント
「割薬が弱いと開かない、強すぎてもだめ。
ちょうどいい加減が大事です。」
Step05
玉詰め


花火の形を決める繊細な作業
厚紙をプレスして作った玉皮の中に、
星を一つひとつ並べ、中央に割薬を詰めていきます。
配置のわずかなズレが、夜空の形に影響します。
職人からのコメント
「ここは集中力勝負ですね。
一玉一玉、神経を使います。」
Step06
玉詰め(多重芯)


齊木煙火の技が生きる工程
多重芯とは、中心から何層にも色が浮かび上がる花火のこと。
小さな芯を作り、それを次の芯の中に入れる工程を何度も繰り返します。
一玉を仕上げるのに、一日半以上かかることもあります。
職人からのコメント
「根気がすべて。
うまく決まった時は嬉しいですね。」
Step07
玉貼り


丸く、大きく、美しく開かせるために
玉詰めした玉皮の上に、和紙を何層にも貼って強度を高めます。
貼っては乾かす作業を繰り返し、強度を高めます。
尺玉が完成するまでには、約2週間かかります。
職人からのコメント
「この工程で、開きの美しさが決まります。」
Step08
天日干し

自然の力で仕上げる
完成した花火は、天候を見ながら天日干しを行います。
しっかり乾燥させることで、安全性と安定した打ち上げにつながります。
Step09
完成

夜空に咲く、その一瞬のために
こうして完成した花火は、職人の手を離れ、夜空へと向かいます。
一瞬で消えてしまうからこそ、私たちは時間と手間を惜しみません。


職人からのコメント